ラッシュガードは本来スポーツウェアですが、近年は「おしゃれ」と「紫外線対策」を両立したメンズ用が増えており、Tシャツ感覚で選べるデザインも豊富になっています。
まずチェックしたいのはUPF(紫外線保護指数)で、UPF50+など高い数値ほど日焼けを抑えられ、UVカット機能を前面に打ち出したモデルが定番化しています。
サイズ選びで失敗しがちなのは「タイトすぎ」と「ダボダボすぎ」の両極端です。
サーフィンなどアクティブ用途ならややタイト、リゾートや街着なら肩線が少し落ちる程度のリラックスフィットが自然で、今の空気感にも合いやすくなります。
参考)楽天市場
丈感も印象を大きく左右します。
腰骨がしっかり隠れるくらいの着丈だとしゃがんだときに背中が見えにくく、海やプールでの動きでも安心感があります。
参考)スイムウェア(水着)であると便利な上着(メンズ用ラッシュガー…
一方で、スポーティな印象を出したいならやや短め丈を選ぶと脚が長く見え、ボードショーツとの相性が良くなります。
参考)プールでスタイルアップ!男のラッシュガード着回し20選 - …
| 丈の長さ | 見え方の印象 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| 腰ジャスト | スポーティでシャープな雰囲気。 | サーフィン・プールトレーニング |
| 腰〜ヒップ中間 | 標準的で誰でも着やすいバランス。 | 海水浴・家族旅行・キャンプ |
| ヒップすっぽり | 体型カバー寄りでリラックス感が強い。 | 体型を隠したい人・街着レイヤード |
ラッシュガードの種類も、プルオーバー型・フルジップ型・パーカー型など多様で、着脱のしやすさや見た目の「服っぽさ」が変わります。
参考)メンズラッシュガードのおすすめ15選。紫外線対策をしたい方に…
街着テイストを強く出したいならジップアップやラッシュパーカー、泳ぎに集中したいならシンプルなクルーネックタイプを候補にすると選びやすくなります。
参考)https://www.oricon.co.jp/special/71563/
紫外線とUPF値の基本をメーカー視点で詳しく解説している記事。ラッシュガードの機能面を理解したいときの参考リンクです。
スイムウェアとメンズ用ラッシュガードの基礎解説(デサント公式)
「ラッシュガードはダサい」と感じてしまう原因の多くは、体型とシルエットのミスマッチです。
お腹が気になる人ほどタイトな黒を選びがちですが、実際には少し余裕のあるシルエットと、程よい厚みの生地のほうがラインが出にくく上品にまとまります。
体型カバーを意識したラッシュガードは、商品説明に「体型カバー」「ゆったりシルエット」といったキーワードが入っていることが多く、ネット通販でも探しやすくなっています。
参考)男性ラッシュガードのおすすめ人気ランキングTOP100 - …
特にプールや海でシャツのように羽織る前開きタイプは、Tシャツ感覚で脱ぎ着できて「隠している感」が出にくいのがメリットです。
カラー選びでも体型の見え方は変わります。
黒やネイビーは引き締め効果がありつつ、白のショートパンツや柄物ボードショーツと合わせると爽やかさも出せる組み合わせとしてよく紹介されています。
参考)2025年最新!ラッシュガード メンズ おしゃれな選び方とコ…
反対に、明るい色のトップス+暗めのボトムは上半身を強調しやすいので、胸板を見せたい人やトレーニング好きな人には向いた配色です。
ビッグサイズを選ぶときは、袖丈が長くなりすぎて手の甲が隠れないか、裾がもたついていないかもチェックポイントです。
だらしなく見えないギリギリのゆるさを探すと、写真に写ったときの印象もぐっと変わります。
最近のメンズ向けラッシュガードは、海やプールだけでなく「そのまま街を歩ける」ようなデザインが増えており、タウンユース可能なアイテムとして特集されることも多くなっています。
同じ一枚でも、ボトムスやサンダル、帽子の組み合わせを変えるだけでリゾート〜スポーティ〜きれいめまで幅広い雰囲気を作れます。
柄物ラッシュガードも、ボトムを無地にすれば意外と取り入れやすく、迷彩柄やグラフィック柄が「おしゃれで個性的」としてピックアップされることが増えています。
参考)【2025年最新版】メンズラッシュガードのおすすめブランド8…
一方で、シンプル派には胸元に小さなロゴだけ入ったミニマルなデザインが人気で、どんな水着とも合わせやすい点が評価されています。
参考)メンズラッシュガード|海やプールで上着を着たまま過ごせるおし…
コーデの「抜け感」を簡単に出すテクニックとして、ラッシュガードのジップを少しだけ開けてインナーの色を見せる方法があります。
白インナーを少し覗かせると軽さが出て、黒インナーならシックにまとまり、写真でも立体感が出て見えます。
アクセサリーは、防水性のあるブレスレットやシリコンウォッチ程度に抑えると、ごちゃつかず大人っぽいバランスになりやすいでしょう。
メンズラッシュガードのトレンドは、「サーフブランド」「スポーツブランド」「アウトドアブランド」を軸に、それぞれのテイストがはっきり分かれてきています。
例えばサーフ系ではBillabongやHurleyなど、スポーツ寄りではFILAやReebok、アウトドア寄りではTHE NORTH FACE系のアイテムがよく取り上げられています。
価格帯としては、量販系やノーブランドのベーシックなラッシュガードは数千円台から、大手スポーツ・アウトドアブランドになると1万円前後までが主なレンジです。
参考)メンズ用ラッシュガード、おすすめ10選 大きいサイズや長袖パ…
ブランド物はデザインだけでなく、耐塩素性や伸縮性、縫製の耐久性などを打ち出しているケースが多く、長く使う前提ならコストパフォーマンスが良くなることもあります。
意外なポイントとして、「プールでの塩素」や「摩擦」に強いかどうかを細かく明記しているブランドは、長期的な見た目の劣化を気にする人から高く評価されています。
ジップの持ち手が大きめで上げ下げしやすい、首元が擦れにくいようパイピング処理されているなど、細部の仕様もおしゃれさと快適さを両立させるうえで見逃せないポイントです。
最近のラッシュガードには、リサイクル素材や環境配慮型の生地を採用したモデルも登場しており、「機能性+おしゃれ+サステナブル」という新しい価値軸が生まれています。
例えば、リサイクルポリエステルのトリコット素材を使いながら、高い伸縮性とUPF50+を両立したアイテムも紹介されており、エコ志向のユーザーに向けた選択肢が広がっています。
ケアの面では、洗濯の仕方で「おしゃれ感の寿命」が大きく変わります。
海水や塩素を含んだ水に長時間晒したまま放置すると、生地の伸びや色あせ、プリントの割れが起こりやすくなるため、使用後は早めに真水で軽くすすぐのが基本です。
洗濯機を使うときはネットに入れ、柔軟剤を控えめにすると、生地の伸縮性や表面のなめらかさが保たれやすくなります。
サステナ素材のラッシュガードは、耐久性も意識して設計されているケースが多く、適切なケアをすれば数シーズンにわたって同じ一枚を愛用しやすくなります。
参考)https://www.esquire.com/jp/lifestyle/a61578871/how-to-find-the-best-rash-guard-and-recommended-item/
結果的に「買い替えサイクルを伸ばす=環境負荷も抑えられる」という考え方は、ファッションを楽しみながらエコに貢献したいメンズにとって、これからのスタンダードな選び方になっていくかもしれません。